メロンは収穫後の追熟が非常に速いため、日持ちの短さが食品廃棄の要因となるだけでなく、長距離輸送や海外輸出における大きな課題となってきました。
このような現状の中、サナテックライフサイエンス株式会社は、農研機構および筑波大学と共同で、ゲノム編集技術「in planta Particle Bombardment(iPB)法」(注1)をメロンに適用し、果実の成熟に関わる遺伝子を不活化させることで、保存性に優れ、食べ頃の調整が可能なマスクメロンの作出に成功しました。
本成果により、遠隔地への流通や海上輸送による低コストな海外輸出が可能となります。今後は、国内消費の拡大や海外展開の活性化を目指し、関係省庁への届出や品種登録を進め、3年後を目処に商業化を実現する計画です。
サナテックライフサイエンス(株)では、「明日の子供達と明日の地球のために」を企業理念に掲げ、商品開発に取り組んでいます。今後もグローバルカンパニーとして、企業理念に沿ったゲノム編集作物の商品化に向けて真摯に取り組んでまいります。
詳しくは以下の農研機構の公式ウェブサイトをご覧ください。
http://www.naro.go.jp/publicity_report/press/index.html
プレスリリースURL
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nias/173790.html
注1 in planta Particle Bombardment(iPB)法とは
農研機構と株式会社カネカが共同開発した、植物の成長点にDNA、RNAあるいはタンパク質を直接導入する技術。難培養性の植物種、品種に適用することにより、遺伝子組換えやゲノム編集が幅広い植物で可能となる。
iPB法の詳細は、以下のサイトをご覧ください。
https://www.naro.go.jp/project/results/5th_laboratory/nias/2021/nias21_s11.html

